メタルボンドとオールジルコニアとの違い
門真市、守口市の皆さまの中には、昔メタルボンドと
呼ばれる被せ物を入れた方がいらっしゃると思います。
これは金属のフレームにセラミック素材を被せた被せ物で、
虫歯を治すために大きく削らなければならない患者様に
入れる被せ物の1つです。
見えない部分のみに金属を使っており、
強度と審美性を両方兼ね備えたものでした。
銀歯に比べても格段によいと言えます。
しかしデメリットは、やはり金属を使っている点です。
強度があるかわりに金属アレルギーの可能性がゼロではないことで、
長い期お口に間入れていると溶けだした金属が体内に吸収されていき、
いつか金属アレルギーを発症してしまう引きがねを引いてしまいかねません。
そんなデメリットを解決するのが、ジルコニアという素材です。
近年の素材の進化は目を見張るものがあります。
ジルコニアという素材はとても強度があるので、
カタチを整えるのに苦労した時代があります。
しかし素材と機械の進化により、カタチを造る大変さが軽減されました。
メタルボンドで求めていた強度というのが満たされ、
非金属であるジルコニアはまさに万能な選択肢といえます。
ジルコニアは審美性、耐久性、健康面のすべてにおいて、
銀歯やメタルボンドよりも優れています。
ジルコニアを入れたあとも、メタルボンドほど
目立つような状態にはなりづらく、見た目を気にされる方にも、
もともと金属アレルギーのある方にも、
金属を一切使わないジルコニアをおすすめいたします。
細かい特徴が気になる方は一度ご相談ください。
2018年9月16日 (日)
カテゴリー : 未分類